どうもナックルです!
「脱水は夏のもの」と思っていませんか?実は9月〜10月も脱水の要注意シーズン。残暑が続くのに「もう秋だから」と水分への意識が下がる時期だからです。高齢者の脱水は気づきにくく、こじれると命に関わります。今日は気づき方と水分補給支援のコツを、試験ポイントも交えて解説します。
なぜ高齢者は脱水になりやすい?
- 体内の水分量がそもそも少ない——成人の体の約60%が水分なのに対し、高齢者は約50%まで低下
- のどの渇きを感じにくい——口渇中枢の感受性が低下し、「渇いた」と自覚したときにはすでに脱水気味
- 腎臓の濃縮力が落ちる——尿として水分が出ていきやすい
- トイレを気にして自分から水分を控える——夜間頻尿や失禁への不安から。ここは支援で変えられるポイント!
- 利尿作用のある薬を飲んでいることも多い
試験では「高齢者は体内水分量が多い」→バツ、「口渇を感じやすい」→バツ、という形で出ます。少ない・気づかない・出ていきやすいの3点セットで覚えましょう。
脱水のサインに気づく
現場で見るべきサインはこれです。①皮膚・口の中・舌の乾燥 ②尿量が少ない・色が濃い ③元気がない、ぼんやりしている(意識レベルの変化)④食欲低下 ⑤微熱 ⑥ふらつき・立ちくらみ。手の甲の皮膚をつまんで戻りが遅い(ツルゴール低下)、腋の下が乾いている、も参考になります。「なんとなくいつもと違う」——その違和感が脱水の入口だったりします。迷ったらバイタル測定と報告。早めが正解です。
水分補給支援のコツ
目安として、高齢者は食事以外に1日1,000〜1,500ml程度の水分が必要と言われます。とはいえ「たくさん飲んで」だけでは飲めません。
- こまめに・少量ずつ——起床時・食事時・入浴前後・就寝前など、生活の節目に「1口〜コップ半分」を積み重ねる
- 好みの飲み物を活かす——お茶、スープ、ゼリー、果物も立派な水分。「水が苦手」なら形を変える
- 嚥下機能に合わせる——むせやすい人にはとろみ剤を適切な濃度で
- トイレの不安に応える——「夜が心配だから飲まない」人には、日中に多め・夕方以降は控えめの配分で提案
まとめ
①高齢者は体内水分約50%・口渇を感じにくい・尿から出やすい ②サインは乾燥・濃い尿・ぼんやり・微熱 ③支援は「こまめに少量、生活の節目で」④9月も脱水シーズン。「もう涼しいから」と油断せず、今日の水分チェックからいきましょう!

